プロフィール

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アレクセイ・シチェフ

“Die Schlaglichter, die Effekte, die Alexey Sychev auf seine ganz eigene Art und Weise am Klavier schafft, sind von beeindruckender Qualität“「スポットライトがあたり、効果的であり、アレクセイ・シチェフがピアノの上で成し遂げた芸術は、どれも感動的なクオリティだった!」

Nordbayerischer Kurier

北バイエルン新聞よりアレクセイ・シチェフは、これまで30以上の国際コンクールでの優勝、入賞を重ね、世界の3つのリスト国際コンクール制覇を果たした、今、最も期待されている若手ピアニストである。

2019年には第11回リスト国際ピアノコンクール(イタリア)、トゥクマン国際ピアノコンクール(アルゼンチン)、そしてドイツのスタインウェイコンクールで優勝。同年、パリにてPro Musicis International Awardを受賞し、Pro Musicisアーティストとして、ソロリサイタルに加え、病院や老人ホームなどでの演奏活動も行っている。

2018年には、アイルランドの第11回ダブリン国際ピアノコンクールにて3位、アイルランド大統領より授与された。同年第64回マリア・カナルス国際コンクール(スペイン)にて3位受賞。

2015年、第8回リスト国際ピアノコンクール(ドイツ)で優勝、聴衆賞、ベスト・リストソナタ賞も受賞した。第57回ハエン国際ピアノコンクール(スペイン)にて第2位を受賞。2014年にチリの「Dr.Luis Sigall」国際ピアノコンクールで優勝、そして2013年にはイタリアの第64回ヴィオッティ国際音楽コンクールにて第3位、聴衆賞を受賞。

2012年には、ワールドオンラインコンクール(アメリカ)、マッサローザピアノコンクール(イタリア)、「Princess Lalla Meryem」国際コンクール(モロッコ)、「Ennino Porrino」国際コンクールの4つのコンクールにて優勝。2009年にはピアニストのマルタ・アルゲリッチ氏より、「Premio Franz Liszt」コンクールにて第1位を受賞。これまでにドイツ学術交流会(DAAD)、リヒャルト・ワーグナーソサエティ、ロストロポーヴィチ財団、オルベリアン財団より奨学金を授与された。

すでに世界各国のコンサートツアーを開催、日本、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア、オランダ、ポルトガル、スロヴァキア、セルビア、スイス、イスラエル、モロッコ、モルドヴァ、ロシア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、アメリカ等で演奏をし、各地の聴衆や批評家により絶賛されている。各国のオーケストラとの共演も多く、RTEナショナル響(アイルランド)、オランダ響、サンクトペテルブルク響(ロシア)、チリ響(チリ)、ポルトガルフィル、グルベンキアン響(ポルトガル)、カタルーニャ響(バルセロナ)、トスカニーニオーケストラ(イタリア)、シュターツカペレ・ワイマール(ドイツ)、ベルギッシュ響(ドイツ)、シュターツカペレ・シュヴェリン(ドイツ)等と共演を果たす。世界の著名なコンサートホールでのデビューも重ね、コンセルトヘボウ(アムステルダム)、パラウ・デラ・ムジカ(バルセロナ)、アイルランド国立コンサートホール、グルベンキアンホール(ポルトガル)、モスクワ音楽院大ホール(ロシア)、チェコフィルハーモニーホール(プラハ)、Sala Argentina(ブエノスアイレス)、国立コングレス(チリ)等での演奏、また、ザルツブルク国際音楽祭、ベートーヴェンフェスティヴァル(ボン)、「Gina Bachauer」フェスティヴァル(アメリカ)、「Semanas Musicales」フェスティヴァル(チリ)、フェスティヴァル「Pianino」(スペイン)、「Les Sommets du Classique」フェスティヴァル(スイス)等の世界各国の国際音楽祭にも招聘されている。2019-2020シーズンには、ウィーンの楽友協会にてデビュー、2020-2021シーズンでは、パリのSalle Cortotへのデビューを果たし、以後、毎年パリに招聘されている。

2024年、宮本亞門プロデュースによる「Next アーティスト」に選出され、日比谷フェスティバル等、活躍の場を広げる。

モスクワ音楽院を卒業後、ザルツブルグモーツァルテウム、ウィーン国立音大を経て、ドイツのミュンスター音大にてドイツ国家演奏家資格過程に在籍。これまでに、アルヌルフ・フォン・アルニム、ジャック・ルヴィエ、ヤン・イラチェク・フォン・アルニムの各氏に師事。